2024/03/25_好きな漫画の話

私は小学3〜5年生の頃に少女漫画を読んでいました。当時は「ちゃお」や「なかよし」、「りぼん」の3つの月刊誌が友達との会話に登場していました。

ちなみに私は、りぼん派でした。

月刊誌を読む前は、ブックオフで漫画を買っていました。理由は小学生のお小遣いではブックオフの漫画が購入しやすかったからだった気がします。

そのブックオフで「こどものおもちゃ」という少女漫画を見つけました。絵柄が好みだったのと内容が面白そうだったので、その場にあった途中の第5巻だけを購入しました。(その時、まだ「りぼん」で「こどものおもちゃ」が連載していました。)話しの前後が気になったことや連載に追いつきたくなり、お小遣いで少しずつ単行本を購入し、全10巻を揃えました。

話の内容は、いまでも思い出すくらい、読み込んでいました。

内容の話をすると、私は明るい主人公が好きですし、心を病んでしまう描写は、いまの自分と重なるところがあります。

心を病んでも、私の心のどこかに前向きな主人公や「こどものおもちゃ」の登場人物がいて、何度も支えられました。

物語というものは強いと思います。セリフのもつテンションや、絵の表情も鮮明に思い出すことがあります。

 

現在は「きょうの猫村さん」や「ラーメン赤猫」、「2.5次元の誘惑」などの漫画を読んでいます。

きょうの猫村さん」に関しては完結しているのか謎です。

さざれ場LT_②

引き続き「白い絵本」の解説です。

*前回

funyafunyaa.hatenablog.com

 

続いては音の意味付けについてです。

ふにゃ:私は作曲を始めて2年目です。幼い頃にピアノを13年間習っていたお陰で楽譜が読めます。美学校というカルチャースクールでDTMの授業を受けてableton liveでの作曲を学びました。

 

私は音楽を聴くときは、音楽からどんな風景や感情、モノがイメージできるかを集中して聴くようにしています。

これは中高の吹奏楽部での経験から得られたものです。

日常の中でも感情を音楽に起こすこともしています。

ふにゃ:音楽に変換するために、まず場面のイメージと言葉のイメージの絵を描きます。これがその時の絵です。

ふにゃ:このイメージの絵は、絵本の絵とは少し違います。

このイメージの絵から浮かんだリズムをableton liveにメモしたり、日頃から物語に合うリズムをableton noteに録るなどして構築していきました。

ここで盛り上がりと盛り下がりの目星を付けつつ音作りを始めました。

ふにゃ:音楽理論がわからないのでほぼ感覚で作っています。

感覚とはいってもリズムからイメージされる風景には敏感です。

ふにゃ:stringsで全体の雰囲気を作ってからupright pianoで伴奏をつけています。

最初、"とろけたチーズに_"の部分はupright pianoを3拍伸ばしていました。

それを1拍ずつに分けてとろけたチーズの表現をしてみたり

(変更前)

drive.google.com

(変更後)

ふにゃ:低い周波数のstringsを裏拍から表拍に1拍と2拍を足すことでう小さなろうそくをそっと立てる表現に繋げました。

9(線上)から小さなろうそくstrings

ふにゃ:全体的にupright pianoとstringsを使った理由は、場面の移り変わりがなるべく自然になるようにするためです。

あとピアノとストリングスは人が楽器演奏するように温かみのある楽器という印象があったり絵本の世界観にもこの音色が合っていると思ったからです。

 

全体的に意識したことは盛り上がりも意識しつつ抽象的な言葉に意味を肉付けするように音作りを心掛けました。

ふにゃ:物語の言葉以外に、イメージできる空間を作ることも気を付けました。

”ときどきね 透明な丘にのぼることがあるの_”の前には、星空の下のような丘を思わせる音作りをしました。

 

ふにゃ:声の部分は抑揚をつけ過ぎず、こっそり話すように意識しました。

マイクを使う時は、マイクと口の間を拳一つ分空けてマイクの上の方に口を持っていき、猫背で録音しました。

曲は大体2週間で完成しました。

 

以上が私の制作過程です。

長文を読んでいただき、ありがとうございました。

さざれ場LT_①

先日(2023/10/26)さざれ場というイベントにてライブを行いました。

(ライブ映像はこちら)

youtu.be

2023/12/03のさざれ場ミートアップイベントのLTでは、ライブで使用した「白い絵本」という曲についてお話ししました。


funyafunya(以下ふにゃ):funyafunyaです。

ふにゃ:世界を作る要素を言葉の意味付けと音の意味付けの二本立てでお話します。

ふにゃ:今回の絵本は19歳の時の私が、自分の世界に入り込んでいる幼い子を演じるような言葉を選んでいます。

これは2010年の旧Twitterで、自分の世界に入り込んだように演じていたものです。

ふにゃ:続いて絵本を作る意味です。

当時、この絵本はある女の子へ向けた言葉から着想を得て物語を作りました。

”穴ぼこ”みたいな暗い面も”水玉”みたいに変換して考えるなど、あの子に希望を持って欲しくて作りました。

(LTでは紹介しなかった細かな意味もこちらでは記録して置きますね、*私的解釈です)

”ひみつよ ひみつよ
きみとぼくはあの子なの”

ひみつよ 君も僕もあの子になり得るの

”ほら
あの
穴ぼこのおはなし .
どこを見ても
ドット柄だった頃よ”

落とし穴のような暗い面のお話、同化が沢山あった頃よ

”あの子も
水玉が好きと
いっていたでしょ?
食べちゃいたいくらい好き!って
いつもまるい指輪をなめてたわ
困った子.”

草間彌生さんって水玉を描くアーティストがいたでしょ?体にも水玉描いたりしてる人。(私も同じ病気を持っているの。)私が彼女だったらきっとこうすると思うわ、でもきっと周りは困ってしまうと思うの

(幼い子が一人でおままごとをしているような場面)

あの子 ね、
とろけたチーズにフォークの穴を沢山
つくるのが好きなの.
そこに小さな小さな
ろうそくを立てるんですって.
そっと

チーズみたいなとろけた思考に穴を開けるのが好きなの。そして消えた思考を小さく供養して あの子を照らすの。

”ときどきね
透明な丘にのぼることがあるの.
あの子?
あの子はねころんであくびばかりしていたわ.
だからね
次はこんぺい糖じゃなくて
まるい飴玉を持っていくって
約束したの.”

時々何も考えられなくてぼんやりしてしまうの、あの子から見たら退屈だよ

だからトゲトゲしたすぐ消えてしまうコンペイ糖じゃなくて、ずっと食べていられる丸い飴玉を約束したの。

(あの子に次に会う約束をしたかった)

”銀色の息、あしに生えた羽
どうしよう どうしようって
あのとき地面がミントグリーンだったの 覚えてる?
(実はね、このあいだ金色のなめくじをみつけたの!)”

人を傷つけてしまいそうな時、足元が不安定でぐらぐら

どうしようって困ってパニックになった君に

ハーブティーやいい香りを思い出して。一呼吸おいてね

(なめくじは食べたものの色の糞をするの、でも体が金色って金の糞が出ると思う?ちょっと喜んじゃったの内緒!)

”きのうね
虫食い穴に頭をぶつけたの.
だって ちょうどいい穴だったんだもの
かいじゅうになりたいな、、
なれるかな?
____________”

過去のことね

虫が葉をむしゃむしゃするみたいにODして頭がおかしくなったの

かいじゅうになりそう。

かいじゅうだったら暴れてもおかしくないかな?

”空の上を
大きな影が通りがかった
僕はついていくよ
めを出してはいけない世界なんだ
寂しくない 寂しくない。
いつもの朝と 同じ夜
あの子のために
ふにゃふにゃ ふにゃふにゃ”

僕よりもっと大きな存在の気配だけが近づいた

ついていくのはいつもの僕じゃないんだ

手を出してはいけない世界なんだ

寂しくないなんて嘘、必死にあの子に言い聞かせているの

いつもやってくる朝と同じようなただの夜だよ

あの子のために

ふにゃふにゃ ふにゃふにゃ

(目の前の人のことを考えながらふにゃふにゃ喋る人って好きだから)

”あの子の内側も
穴ぼこだと気づいたのは日曜日
布団のなかで こっそり
手を握りかえして
あの子のために
手紙をかいたの”

何か大切なことを忘れていた気がする

だけどあの子が布団の中で手を握ってくれたの覚えてるから

あの子に手紙を書くよ

(日曜日は大体みんな休日で何か大事なことを思い出したりするの)

”いつの間にか
君の隣に僕の靴があって
遠い星の裏にも
君の靴があるって
足に羽が生えたあの子も知っていたよ。
大丈夫、
穴ぼこはありがとうのためにあるものよ。
いつでもおいで
待ってるね、”

気付いたら

隣を歩いていたり、もしかしたら宇宙にだって

君の足跡を残すことがあるのかもしれない

そう、あの時不安定な足元だったあの子だって

羽が生えたように飛び回れるのをどこかで知ってる

だから大丈夫、

同化も暗い面もきっと感謝できるようになるから

落ち込んでも元気でいてもいつでもおいでね

君を思っているよ

 

ふにゃ:この詩で私が伝えたいことは2つあります。

ひとつは、壊れかけていても病んでいても、その穴ぼこはきっと感謝できるようになるのではないかなということ。

もう一つは、穴ぼこがあっても大丈夫、安心してほしいという思いです。

 

音の意味付けに続きます。

funyafunyaa.hatenablog.com

音楽からのイメージ②world's end girlfriend

空気人形 サウンドトラック(world's end girlfriend)から2曲。こちらの映画は視聴済みです。そのため音楽と少し映画の内容も意識しています。

詩にしました。

空気人形 サウンドトラック

6.光を映す影

14.  少し早足になって

_____________

読んでいただきありがとうございました。

 

音楽からのイメージ①world's end girlfriend

starry starry night soundtrack(world's end girlfriend)を聴いた際に浮かんだイメージを言葉にしました。MVは視聴しましたが映画は未視聴です。(観る方法がわかりません。)

starry starry night soundtrack

1.starry

0:05~ きらきら 朝陽がそそがれてくるよう(物語の導入)

0:31~ 船が近づいて漕ぎ出す、夢の中かもしれない

1:06~ 何かが頭をよぎり思い出す

 

2.storytelling

0:00~ 朝日が昇り始め、懐かしい匂いがして(物語の始まり)

0:17~ 起きて一日が始まり、歩き出す

0:34~ 今日は気分がいい 上を見て深呼吸

0:51~ 温かい日差し、私の生活 自分の世界

1:24~ 世界広がる 手を広げて上を見上げているよう(展開)

1:57~ 景色を見る、世界のひとつひとつが楽しい

2:31~ 歌い出す思い、目を瞑り気分に浸る

3:04~ 楽しい、もっと歌ってみよう、自分に正直に

3:37~ 周りも気にならない、私だけの世界

4:11~ 周囲も応えて歌い出す 道がつながっていく、未来へ…

4:43~ 急に不安と寂しさ 考え込む

5:08~ 眠たくなり

5:19~ 微睡む (余韻)
____________

 

少し体力がないのでここまでです。

 

私は18歳の時にworld's end girlfriend(以下WEG)を知りました。もう10年以上聴いています。WEGの音楽は、頭の中に場面が浮かぶような音色です。

他の曲も紹介したいので今回はここまで。いつか続き書くかも、?

いまがぼやけていく

いまの好きという感覚は、いましかないのかもしれない。

私は好きなものを素直に好きと言うことが苦手で
だからか好きな人へもすぐに好きと言えない。

当時若さ故に身勝手に振る舞って、私から離れていった人が何人かいる。

そんな彼/彼女らが忘れられない。

(過去のキラキラとした所だけを切り取っているのは確かなのだが、、。)

 

だから今は好きな物事や人を紹介していきたい。好きを記録に残したい。

そんな訳で好きなアーティストなどを次の投稿から紹介しようと思う。

難解さへの姿勢

難解であることとやる気がないは、また違った話だ

ひとつの行動には様々な要素が折り重なっており一様に決めつけてはならないとは思うが、
・難解なことは誰にとってどう難解であるのか
・やる気の出る事の基準など
それぞれにあるはずだ。

私は自分にとって難解だからやる気が出ることもある。

やる気のなさは、しばらく難解なことから離れていて、またその難解に戻る時に感じることがある。

久しく会った友人にどう接するか(今までどのように接していて、再開時にどう接するべきか)戸惑うように、

または長距離走の途中のような、まだまだ先が長い中間点に立ち止まったようでもある。

 

私はそのふやけた場所を乗り越えたい。

そしてやる気のキッカケをいま、作ろうとしている。

私は『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』(岩波文庫)を読み始めたばかりで旧字体を調べるのにスマホを手に取った。

まだ本の記憶を振りかざすことも知識として使うこともできていない。

とにかく走るしかないのだろう。

 

電話が鳴り、ベッドに横になっていた夫が起き上がった。

私も本に戻ろう。